第30回市民防災講座「土砂災害に備える」

令和5年9月28日(木)
山口市山口グランドホテル 2階【孔雀】
Zoomウェビナー利用のオンライン配信 併催

 今回は山口市において「土砂災害に備える」をテーマに講座を開催しました。
 ご来場による参加とオンライン参加を合わせて320名の皆様にご聴講いただきました。
 山口大学の楮原先生からは、土石流は長い時間をおいて繰り返し発生すること、また、そのような災害から身を守るためには、自ら「避難スイッチ」を押す必要があることをご教示いただきました。
 京都大学の中谷先生からは、多くの土砂災害事例をご紹介いただくとともに、土石流の流下を再現するシミュレーション手法とその利用方法を解説していただきました。
 山口県土木建築部の藤原主幹からは、山口県での最近の土砂災害事例をご紹介いただくとともに、県が進める防災対策やインターネットを通じた情報発信についてご説明いただきました。
 JR西日本の藏原中国統括本部長からは、防災、減災、縮災を目的とした各取り組みを解説していただいたうえで、JRで取り組む降雨災害への具体的な備えについてご紹介いただきました。

講演内容

講演1
 「繰り返される大規模土石流」
    山口大学 教育学部 社会科教育講座 准教授 楮原 京子氏
 
講演2
 「土石流が発生すると危険な場所は?土砂災害の実態と対策の検討」
    京都大学防災研究所 流砂災害研究領域 教授 中谷 加奈氏

講演3
 「山口県における土砂災害対策について」
    山口県 土木建築部 砂防課 砂防保全班 主幹 藤原 新氏

 講演4
 「自然災害に対する取組み~JR西日本中国エリアの事例~」
    西日本旅客鉄道株式会社 常務執行役員 中国統括本部長 藏原 潮氏

当日いただきましたアンケートでの質疑内容はこちらを御覧ください↓