第33回市民防災講座「自然災害に備える」

令和6年9月25日(水)
スペースアルファ三宮 【特大会議室】
Zoomウェビナー利用のオンライン配信 併催

 今回は神戸市において「自然災害に備える」をテーマに講座を開催しました。
 ご来場による参加とオンライン参加を合わせて288名の皆様にご聴講いただきました。
 京都大学の中谷先生からは、実験室で再現した土石流の様子を動画で見せていただき対策の有効性について解説していただくとともに、シミュレーションによる被害想定を活用した防災対策についてご紹介いただきました。
 神戸大学の佐藤先生からは、避難情報として欠かすことのできない音声情報について、高齢者の音の聞こえ難さを具体的にご説明いただくとともに、効果的な音声情報の伝達方法についてお話しいただきました。
 兵庫県危機管理部防災事業班の佐治班長からは、自助としての備蓄の推進に関する県の取り組みをご紹介いただいたほか、自助・公助を越えた被害への対応としての住宅再建共済についてご紹介いただきました。
 JR西日本兵庫支社の國弘支社長からは、豪雨や地震発生時の運行の仕組みについて解説いただくとともに、災害に対する日々の備えとしての施設の維持管理についてご紹介いただきました。
 

講演内容

講演1
 「日本の土砂災害と防災:砂防(Sabo)を知っていますか?」
    京都大学 防災研究所 気象・流域災害研究部門 教授 中谷 加奈氏
 
講演2
 「非常時における音声案内のバリアフリー」
    神戸大学大学院 工学研究科 建築学専攻 准教授 佐藤 逸人氏

講演3
 「兵庫県の防災・減災の取り組みについて」
    兵庫県 危機管理部 防災支援課 防災事業班 班長 佐治 香織氏

講演4
 「JR西日本の自然災害に対する取り組み」
    西日本旅客鉄道株式会社
     理事 近畿統括本部副本部長 近畿統括本部兵庫支社長 國弘 正治氏


当日いただきましたアンケートでの質疑内容はこちらを御覧ください↓