令和6年12月25日(水)
岡山コンベンションセンター 【レセプションホール】
Zoomウェビナー利用のオンライン配信 併催
今回は岡山市において「自然災害に備える」をテーマに講座を開催しました。
ご来場による参加とオンライン参加を合わせて285名の皆様にご聴講いただきました。
山口大学の楮原先生からは、ハザードマップや地形情報の見方について、実際の事例を示しながら解説していただくとともに、地震により起こりえる被災形態への備えの考え方をご説明いただきました。
関西大学の城下先生からは、災害に備える必要性を認識するためにはいかにリアリティを共有するかが大切であり、そのための情報として鉄道の計画運休の効果は大きいことを、アンケート結果を交えながら解説していただきました。
岡山県危機管理課の和田課長からは、南海トラフ地震をはじめとする地震災害への対応について、県が進める建物の耐震化に関する施策や、災害時に役立つスマートフォンアプリ等についてご紹介いただきました。
JR西日本中国統括本部の林副本部長からは、大雨に対するJR西日本の対策をご紹介いただきそのなかでも計画運休時の運転計画の策定について特に詳細にご説明いただき、その難しさについて解説していただきました。
また、各講演の後、講演者をパネラーとして、「自助・共助・公助を考える」をテーマにパネルディスカッションを行いました。「率先避難者」の重要性について意見が交わされるなど意義の深い議論がなされました。
講演内容
講演1
「地形がものがたる地震災害」
山口大学 教育学部 社会科教育講座 准教授 楮原 京子氏
講演2
「社会現象としての災害にいかに備えるか」
関西大学 社会安全学部 安全マネジメント学科 准教授 城下 英行氏
講演3
「日頃の防災 備えについて」
岡山県 危機管理課 課長 和田 章氏
講演4
「JR西日本の自然災害に対する取り組み」
西日本旅客鉄道株式会社
理事 中国統括本部副本部長 中国統括本部岡山支社長 林 秀樹氏
パネルディスカッション
「自助・共助・公助を考える」 パネリスト 上記講演者
当日いただきましたアンケートでの質疑内容はこちらを御覧ください↓