第36回市民防災講座「自然災害に備える」

令和7年10月1日(水)
TKPガーデンシティPREMIUM金沢駅西口 ホール3B】
Zoomウェビナー利用のオンライン配信 併催

 今回は金沢市において「自然災害に備える」をテーマに講座を開催しました。ご来場による参加とオンラインでの参加を合わせて293名の皆様にご聴講いただきました。
 金沢大学の藤生先生からは、AIを用いてインフラ構造物の状態を把握する手法について、事例を交えながら解説していただきました。のり面防護工や下水道管の劣化状況を、高い精度で把握できることをご紹介いただき、AI活用の現状を知ることができました。
 九州工業大学の川尻先生からは、斜面が壊れるメカニズムについて様々な実験映像を用いて解説していただきました。土の成り立ちに始まり、なぜ斜面は崩壊するのか、また地盤を補強することの効果など、地盤工学のエッセンスをたいへん解りやすく説明していただきました。
 石川県危機管理部の竹沢部長からは、令和6年能登半島地震ならびに同年9月に発生した奥能登豪雨について、発生時の状況とこれらの災害から得た教訓についてお話しいただきました。両災害の激甚さを改めて認識するとともに、公助としての県の取組や自助としてなすべきことを再確認することができました。
 JR西日本金沢支社の今井副支社長からは、令和6年能登半島地震での被災と復旧の状況をご説明頂くとともに、JR西日本の防災への取り組みについてご紹介いただきました。支社の特徴として豪雪地帯特有の事情についてもご説明頂き、交通インフラを守ることのご苦労の一端を知ることができました。
 今回、事務局の不手際により、藤生先生のご講演に関する事前の告知と当日のご発表とで内容が異なることとなりました。大変申し訳ありません。より一層の注意を払い、再発防止に努めてまいります。

  

講演内容

講演1
 「AIを用いたインフラ構造物のマネジメント」
   金沢大学 融合研究域融合科学系 教授 藤生 慎氏
 
講演2
 「地盤はなぜ壊れる?~そのメカニズムと対策技術~」
    九州工業大学大学院 工学研究院 准教授 川尻 峻三氏

講演3
 「能登半島地震の教訓を生かした日頃からの備え」
    石川県 危機管理部 部長 竹沢 淳一氏

講演4
 「JR西日本の自然災害に対する取り組み」
    西日本旅客鉄道株式会社 金沢支社 副支社長 今井 卓也氏


当日いただきましたアンケートでの質疑内容はこちらを御覧ください↓

※一部のご質問につきましては順次回答を加えます。

 

川尻准教授ご提供の動画は以下より御覧ください↓ (公開期限:12月24日まで)