第28回市民防災講座「豪雨災害に備える」

令和4年12月12日(月)
京都市ホテルグランヴィア京都 5階【古今の間】
Zoomウェビナー利用のオンライン配信 併催

 今回は京都市にて「豪雨災害に備える」をテーマに、ご講演とパネルディスカッションを開催しました。
 ご来場の方とオンラインご参加の方で、合計330名の皆様にご聴講いただきました。
 頻発している豪雨災害の中で、内水氾濫発生の仕組みとその備えとしてハザードマップを活用して地域の浸水リスクを把握しておくことの重要性や、土砂災害については、地形・地質により斜面崩壊の危険性が高い場所の判別が可能になってきているが、常日頃から自助意識を持って備えることが大切であると教えていただきました。
 JR西日本の降雨災害対策の一つに、局地的な大雨を把握するため鉄道雨量計に加え、レーダー雨量による連続的な面での観測を、2022年度よりJR西日本管内すべての在来線で展開してより安全な運行に取り組みされているとお話しいただきました。
 また自衛隊からは、様々な災害派遣の活動や地域との連携についてご紹介いただきました。

講演内容

講演1
 「豪雨による内水氾濫とそのリスク」
    京都大学 防災研究所 流域災害研究センター 教授 川池 健司氏
 
講演2
 「身近になった土砂災害」
    立命館大学 理工学部 環境都市工学科 准教授 藤本 将光氏

講演3
 「JR西日本の降雨災害に対する取り組み」
    西日本旅客鉄道株式会社 代表取締役兼副社長兼執行役員 鉄道本部長 中村 圭二郎氏

 講演4
 「災害に対する自衛隊の態勢等」
    防衛省 自衛隊京都地方協力本部 京都地区隊長 後藤 孝祐氏

 パネル討論
 「豪雨災害に備える」       
    パネリスト 上記講演者

当日いただきましたアンケートでの質疑内容はこちらを御覧ください↓