市民防災講座 第26回「自然災害に備える」

令和4年7月4日(金)
鳥取市ホテルニューオータニ鳥取(鶴の間)
Zoomウェビナー利用のオンライン配信 併催

「自然災害に備える」をテーマに山陰地方の鳥取市にて開催しました。
会場ご来場の方とオンラインご聴講の方を合わせて、約300名の皆様にご聴講いただきました。
 複雑化しつつ重要性を増している現代社会のライフライン、様々な地域での地震による被害から、今後どのような整備が必要なのか課題と対策をご講演いただきました。また、災害時における人的被害の傾向から要支援者の避難をめぐる課題や、地域住民が主体となり多様な人が参加して防災について取り組むことの必要性をお話しいただきました。鳥取県から平成28年10月に発生した鳥取県中部地震での被災時の対応をご紹介いただき、聴講者からは、独自の取り組みについて関心を寄せられました。JR西日本からは、近年激甚化、高頻度化する自然災害に対して、防災・減災・縮災と3つに分類して様々な対策をご紹介いただき、日々の安全運行への取り組みをお話しいただきました。

講演内容

講演1   「地震によるライフラインの被害」 
                  鳥取大学 社会システム土木系学科 教授 小野祐輔氏

講演2  「多様性に配慮した災害時の被災者支援」 
              兵庫県立大学大学院 減災復興政策研究科 教授 阪本真由美氏

事例紹介1「鳥取県中部地震における災害対応」
                  鳥取県 危機管理局 危機管理政策課 係長 竹本幹央氏

事例紹介2 「JR西日本の降雨災害に対する取り組み」
                  西日本旅客鉄道株式会社 理事 米子支社長 佐伯祥一氏

 

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