第29回市民防災講座「地震災害に備える」

令和5年7月5日(水)
和歌山市ホテルグランヴィア和歌山 6階【ル・グラン】
Zoomウェビナー利用のオンライン配信 併催

 今回は和歌山市にて「地震災害に備える」をテーマに講座を開催しました。
 ご来場による参加とオンライン参加を合わせて388名の皆様にご聴講いただきました。
 京都大学の後藤先生からは、南海トラフの地震の特徴と想定される被害について詳しくご説明頂くとともに、和歌山県として想定すべき中央構造線による被害についても解説していただきました。
 関西大学の城下先生からは、防災教育の観点から、防災の日常化と日常の防災化の考え方と取り組み方法についてご説明いただきました。
 和歌山県危機管理局の藤戸防災企画課長からは、地震災害に対する和歌山県の多岐にわたる取り組みについて、その具体的な事例を挙げてご説明いただきました。
 JR西日本施設部長の瀬川理事からは、鉄道でのこれまでの地震による被災事例を解説していただくとともに、JR西日本が進めている様々な対策の具体例を紹介していただきました。

講演内容

講演1
 「和歌山で想定される地震災害と災害の軽減に向けた取り組み」
    京都大学 防災研究所 地震防災研究部門 耐震基礎研究分野 教授 後藤 浩之氏
 
講演2
 「防災の日常化と日常の防災化」
    関西大学 社会安全学部 安全マネジメント学科 准教授 城下 英行氏

講演3
 「和歌山県の防災・減災対策」
    和歌山県 総務部 危機管理局 防災企画課 課長 藤戸 恵介氏

 講演4
 「JR西日本の地震災害に対する取り組み」
    西日本旅客鉄道株式会社 理事 鉄道本部 施設部長 瀬川 律文氏

当日いただきましたアンケートでの質疑内容はこちらを御覧ください↓